タイガーを点検&整備に出している間の代車はトライデント660でした。
このバイクですが、660ccなので大型ですがとてもちっちゃいです!
400ccか250ccかと思うくらい。足付きも良くて両足かかとまでベッタリ。両膝も曲がります。そして軽い!!
ハンドルが少し遠めかなと思うのは欧州の方々のサイズに合わせているからでしょうか。ホイールベースが短いのでヒラヒラ軽快に走れるバイクですね〜
エンジンはトライアンフおなじみの3気筒660cc。トライデントはタイガー800と同じように等間隔爆発です。エンジンの形状はタイガーとそっくり。
でも、よく見るとクラッチレリーズの位置がクラッチカバーの下側に付いていて、上側にあるタイガー800とは違うことがわかります。下側はストリートトリプルと一緒ですね。
走ると排気量以上にパワーを感じました。特に常用域での加速は「やる気あるね!」って感じです。スペック上の81psが納得の数字。
そして、うちのタイガーより新しいエンジンなので更にザラつき感が減りました。スルスルまわる感じです。あまりにもスムーズで回転を上げても必要以上に唸らないので回転数がわからなくなります。おかげでガバ開けしちゃいます!!w
ちなみに、排熱量はタイガーと同じくらい熱いです。排気量少ないのに・・。
マフラーは近年良く見るショートタイプ。
排気音はほどほどに低音が響き渡り、回転数を上げるとエンジン音の方が大きく感じるので体感上はおとなしめなタイプに思えます。うちのタイガー800(2018年仕様)のように高回転でカーンというレーシーな音にはならないので全体的に静かではあります。
前回レビューを書いたタイガー1200もそうでしたが、トライデント660もトライアンフ3気筒独特のヒュンヒュン音が聞こえなくなっていました。あの音は年々小さくなっていって、ついに消えてしまったようです。(あ、タイガー900には残っていたか)
足回りは17インチタイヤにショーワの倒立フォーク、そしてニッシンの型押し2ポットキャリパー。日本メーカーの部品多いですね。
フロントブレーキの効きはイマイチでした。といっても普通には止まりますけどね。うちのタイガー800より制動力は低く感じて剛性感も弱い印象です。これに関してはブレーキパッドに変えれば良くなるかもしれませんね。
リアキャリパーもニッシン
ブレーキホースは前後ともにメッシュが標準装備のようです。
そしてタイヤはミシュランのロード5。コレだいぶ良いですよ、乗り心地もグリップも。最近17インチのマシンに乗っていなかったので、久々に17インチも良いもんだなと思いました。
メーターはシンプルなデジタル液晶メーター。
情報量は少ないですが見やすいです。画面に表示させる項目は手元のボタンで変えられます。ただ、同時に表示できる情報が多くないので切り替えのが少し面倒に感じました。まぁ慣れればどうってことない操作ではあるでしょうけど。
首都高を走ってみたら面白くて、これで一度ツーリング行ってしまいたくなりました。
トライデントはトライアンフの中では一番買いやすい値段のエントリーモデルです。トライアンフの3気筒エンジンが気になる方はお一ついかがでしょうか^^
軽くて、速くて、楽しいですよ〜
コメント