タイガー800:車検、代車はスクランブラー1200XE

タイガー800 XRT

昨年9月に購入したタイガー800(中古)。購入した時点で車検の残期間が少なかったため、早くもその時期がやってきました。

ディーラー保証がまだ1年半も残っているのでそれを中断するのは勿体ない、ということで今回の車検は車両を購入したディーラーに出すことにしました。

少しの間お別れです。。

トライアンフの店舗にはタイガーがいっぱい

トラトラトラ、1200も900も850 Sportも揃ってますね。

一番安価な850 Sportでも新車は139万円。それなりの価格しますねぇ。
タイヤはアナーキーアドベンチャーが標準なんですね。

うちのタイガーはオイル交換したばかりなので車検整備は最低限で良いことを伝えました。その代わりといっては何ですが先日通販で買った小物を取り付けてもらうことにします。

車両を預ける期間は1週間。帰るための足として代車を借りることにしました。どの車両でも1週間のレンタルバイク気分で楽しめそうでワクワクしますw

代車はスクランブラー1200 XEでした

まさか、これを代車にするか!?笑

このバイク、とにかくデカいんですよ。
シート高840mm。恐ろしく足がつかないw

私、身長177cmですが両足付けようとすると親指の付け根がギリギリ付くどうか。

スクランブラーといえば、このマフラーの取り回しが個性的ですよね!
実物をみると全体の造形美に惚れ惚れしてしまいます。

走ると1200ccのバーチカルツインらしくトルクモリモリで半端ない加速します。
低回転域での加速は今まで乗ったバイクの中でぶっち切りかも。

乗っていて楽しすぎてニヤニヤしちゃいます。笑

エンジンの鼓動感もすごく良いです。角が取れているような優しい鼓動でドゥルドゥルと力強さを感じさせてくれます。その割にハンドルにはしびれるような振動はなく、疲労にならない程度の心地よい震えが伝わってきます。味付けが絶妙すぎて意図的に作り込まれているような感じです。

まあ、それなりの金額の車両なので抜かりなく作り込んでいるのでしょう。

ARROWのマフラーが付いているこの車両、音は思った以上に上品。うちのタイガーの純正マフラーの方が煩いかもしれません。

リアサスは車種専用のオーリンズ。ストロークがえらい長い!

おかげで乗り心地はとても良いです。シートも良いのでなおさら。

ハンドルは少し広めですね。タイガーよりは狭く近く感じます。(正直タイガーよりもハンドル位置は良いです)

メーターは液晶。タコメーターがアナログ風でとても見やすかったです。
必要な情報はそろってますね。

ブレーキマスターはブレンボ。ハンドル右側スイッチ類はタイガーのと同じようなレイアウトとなっています。ハザードもありますね。あと、このバイクはキーレスなのも特徴です。よって、起動方法が若干タイガーとは異なります。

左側のスイッチ類。グリップヒーターやモード変更のボタンなど。クルーズコントロールは速度固定のみかな?(タイガーは速度変更可能)

フロントブレーキキャリパー はラジアルマウントのブレンボ。

フロントフォークは伸び側と圧側の調整ができるようになっています。

ラジエーターガードも付いてましたが、これはオプションでしょうか?

自宅のガレージに到着。1100Rと並べてもそれなりにデカいです。

1200XEはスクランブラーシリーズの中でも最も車高の高いモデルのようです。
この他にもサスストロークが5cm短くなった1200XCというロード寄りのモデルもあるようで、代車にするならそちらにして欲しかったです。

また、もっと小柄なストリートスクランブラー900というモデルもあって、そちらはだいぶ気軽に乗れるみたいです。

こんな車種を代車にするトライアンフのディーラーってクレージーじゃないですか!?(個人的にはこの無茶振り感、嫌いじゃ無いですw)

このバイク、癖はあるもののヤミツキになるほど強烈な中毒性を持っていて、すぐに欲しくなっちゃいます。笑

そんな危険な乗り物だと感じました。
(足付きを考えると買うなら1200XCだな)

買わないよ。買わないように頑張ろう。

というか、そもそも高くて買えなかったわ・・・

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