フロント周りをリニューアルしたので、試しに高速とワインディングを走ってみました。
まずは一般道〜高速。最初に感じたのはハンドリングの軽さ。タイヤの空気圧はいつもと同じフロント2.1のリア2.5。なのに軽く感じました。
たぶんBITOカヤバのフォークが、純正フォークよりも軽いからかもしれませんね。昔のインナーチューブなんて分厚いパイプですから。インナーもアウターも肉薄になり軽量化できたからではないでしょうか。
あと、普通にまっすぐ走るようになったことが嬉しい効果ですね。
これは車両購入時からずっと気になっていたことで、前のオーナーが転倒か何かしてダメージがあったのでしょうね。ハンドルから手を離すと少しだけ左に曲がっていく症状がありました。一度フォークの曲がりを修正してもらっていますがそれでも改善しませんでした。1100Rに乗るようになって何年も経って、これがようやく解消されました。
次にワインディング。走ったのはいつもの千葉のコース。
ちょっとしたアップダウンもあり、舗装状態も様々なのでセッティングを変えたりパーツ交換後の調整をするのに絶好のコースです。
フロントフォークの動きは純正と比べるとダンバーの効きがしっかりしていて高級感があります。標準設定だとバネが少し硬いのか路面の小さな凹凸をコツコツ感が拾うようになりました。ただ、これはプリロードアジャスターが付いているのでので緩めていけば丁度良いセッティングは見つかるでしょう。
カーブの手前で減速する際、フォークの沈み込みは自然でよく踏ん張ってくれています。おかげで走るペースを上げても不安なく走れました。
ブレーキはキャリパーもローターも交換しているので大幅な変更です。
絶対的な制動力はこれまでと比べて10〜20%アップしたくらいでしょうか。制動力はローター径とパッドの摩擦係数の兼ね合いになりますので想定通りのイメージでした。
ディスクローターの外径
交換前:280mm
交換後:300mm
車重が重いので300mmでは足りるか不安でしたが、公道で走る分には必要十分ですね。私のペースであれば。
ブレーキのコントロール性もとても良くなりました。
ブレンボのキャリパーは実績が十分なので安心感があります。そりゃ今までの型押し1ポットから対向4ポットになったので、それなりに変わってくれないと困りますよ。
ただ、意外かと思いますが1100R純正のキャリパーは実はそんなに悪くありませんでした。Z1000J/Rのそれとは違って剛性感が高い同じキャリパーを使ってるようです。GPz750 / 1100も同じキャリパーなので、そこそこ使えていると思います。
フロント周りは総じて満足いく仕上がりになったので、今度はリアが気になるようになってきました。
まさに底なし沼ですね〜。笑
コメント