2020年9月購入
購入時走行距離:19,320km
トライアンフ タイガー800 XRT
ガレージでZ1100Rと一緒に撮影。デカいな・・
インプレ
乗った第一印象は、そうそうコレコレといった感じで、ちょうど良さを感じました。
今まで乗ってきたFZ1とKLE250アネーロの2台を手放すにあたり、それぞれを足して2で割ったようなバイクに乗り換えたかったので思惑通り、いやそれ以上に良い車種に出会えました。
馬力的にも足して2で割ったようなスペック。
(FZ1 150ps+アネーロ35ps)÷2=92.5ps
タイガー800XRT=95ps 惜しい!!
流石にFZ1のような怒涛のパワーはないものの、エンジンが良く調教されているのか発進時から時速100kmくらいまではタイガー800の方が速く感じます。また、実際に扱いやすいです。
時速100km以上の速度域はFZ1が圧倒的。ただ、普段は使わない速度域でもあるので、実用域が扱いやすい方が快適です。
古いZ1100Rと比べてもタイガーは速くないです。というかZ1100Rが80年代のバイクの割に速かったりします、排気量も違いますしね。
豪華装備が魅力!
上位モデルに匹敵するレベルの装備内容。タイガーシリーズには上位に1200ccのラインナップがありますが、ミドルクラスでこの装備はかなり魅力的だと思いまました。
・フルLEDのランプ
・フォグランプ
・液晶TFTメーター
・グリップヒーター
・シートヒーター(前後)
・調整可能な前後サス showa製
・前後ABS
・トラクションコントロール
・5種類の走行モード
・ブレンボフロントブレーキ
・センタースタンド
・オートクルーズ(速度設定の上限無し?)
ハンドル周りのスイッチ類はモデルチェンジしたタイガー900とほぼ一緒ですね。120度クランクの3気筒エンジンとしては成熟していて完成度の高いモデルになっていると思います。
燃費はすこぶる良いですね。
燃費計で20km/L以上はコンスタントにでます。渋滞のない首都高を東京から横浜まで走ったときは31km/L走りました。※その後、満タン法では26km/Lでした。
シートの座り心地も良い。
長距離走ってもお尻がいたくなりにくいシートだと思います。アネーロがしんどかったので圧倒的に楽ですし、FZ1よりも確実に良いです。Z1100Rと比べると甲乙付けがたいですね。ただ、こちらはシートヒーターが付いているので、冬場は確実に快適です。
足つきも良い。
シート形状がそれなりに絞り込まれているので足つきも良いです。このクラスのアドベンチャーモデルとしては最も低い設定ではないでしょうか。シートの高さは2段階に調整できて、810mmか830mmです。普段は低いほうが気楽でいいです。両足ともかかとまで付きます(身長177cm)。830mmだとかかとは浮きますが、ポジションがっち気味になるので窮屈さがなくなって良いですね。ロングツーリングでは高い設定が疲れないで良いかもしれません。
その他、地味に気に入っているところ
- ヘッドライトが両目点灯
- 荷掛けフック
- 純正ミラーが格好いい
- スクリーンの防風効果
- クルーズコントロール
- マット塗装
- どのギアも使いやすい(特に1速)
いまひとつなところ
- 発熱量の多さ
- スロットルもクラッチも重め
- 給油口
- 2018年モデルの情報が極めて少ない
- 純正部品がいちいち高い
- 注文した部品の納期が遅い
- トリップメーターと燃費計が同時表示できない
価格は・・・
新車価格はライバル車種と比べても割高な部類ですよね。
私は2年落ちの1.9万km走行した中古車ということもあり、新車のちょうど半額で購入できました。2年目にしては走行距離が多めとはいえ、高年式であることと、正規ディーラーでの購入で保証2年付けられたので十分満足できる買い物でした。
トライアンフは新車から数年内の値崩れ幅が大きいようで、その後は緩やかな下降線を描くとか。BMWのGSやヤマハのTracer900は中古車でも高めですね。
長く乗るつもりでいるのでリセールバリューは気にしてないです。
購入時に比較検討したバイク
- トライアンフTiger900 GT Pro
- ヤマハTracer900 GT
- スズキV-Strom650 ABS
- ホンダCB500x / 400x
- BMW F750GS
車両データ
タイプグレード名 | Tiger 800 XRT |
---|---|
モデルチェンジ区分 | フルモデルチェンジ |
発売年 | 2018 |
仕向け・仕様 | 海外メーカーモデル |
全長 (mm) | 2215 |
全幅 (mm) | 795 |
全高 (mm) | 1350 |
ホイールベース (mm) | 1530 |
シート高 (mm) | 810 |
シート幅補足 | 830mm |
車両重量 (kg) | 202 |
乗車定員(名) | 2 |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 3 |
シリンダ配列 | 並列(直列) |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 800 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
気筒あたりバルブ数 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 74 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 61.9 |
圧縮比(:1) | 11.3 |
最高出力(kW) | 70 |
最高出力(PS) | 95 |
最高出力(HP) | 94 |
最高出力回転数(rpm) | 9500 |
最大トルク(N・m) | 79 |
最大トルク回転数(rpm) | 8050 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 19 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR9EK |
点火プラグ必要本数・合計 | 3 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ14S |
バッテリー容量 | 12V-11.2Ah |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 4.1 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 3.4 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 3.6 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト |
1次減速比 | 1.652 |
2次減速比 | 3.125 |
変速比 | 1速 2.615/2速 1.856/3速 1.500/4速 1.284/5速 1.136/6速 1.042 |
動力伝達方式 | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 16 |
スプロケット歯数・後 | 50 |
チェーンサイズ | 525 |
標準チェーンリンク数 | 124 |
フレーム型式 | チューブラースチールトレリスフレーム |
キャスター角 | 23.8° |
トレール量 (mm) | 86.6 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 倒立フォーク |
フロントフォーク径(φ) | 43 |
フロントホイールトラベル(mm) | 180 |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
リアホイールトラベル(mm) | 170 |
タイヤ(前) | 100/90-19 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 57 |
タイヤ(前)速度記号 | V |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
タイヤ(後) | 150/70R17 |
タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
タイヤ(後)荷重指数 | 69 |
タイヤ(後)速度記号 | V |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
ホイールリム幅(前) | 2.5 |
ホイールリム幅(後) | 4.25 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2.50 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.90 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
テールライトタイプ | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル |
メーター表示:ギアポジション | 有 |
メーター表示:燃料計 | 有 |
メーター表示:エンジン回転計 | 有 |
メーター表示:時計 | 有 |
メーター表示:ツイントリップ | 有 |
車両装備:ハザードランプ | 有 |
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
車両装備:走行モード切り替え | 有(4パターン+1ユーザー設定) |
車両装備:トラクションコントロール | 有 |
車両装備:グリップヒーター | 有 |
車両装備:シートヒーター | 有 |
車両装備:DCソケット | 有 |
車両装備:USBポート | 有 |
車両装備:可変スクリーン | 有 |