Kawasaki KLE250 ANHELO アネーロ
レアな250ccデュアルパーパス車:1995年製
アネーロのエンジンは水冷並列ツインです。パラツインってやつですね。
ZZR250や初期のエリミ250と同系列エンジンになります。
もともと40psのエンジンですがなぜかアネーロは35psに抑えられてしまってます。
エンジン特性を低速寄りにチューンしているのかなと思いきや、低回転時のトルクはスカスカで高回転域で伸びがあるエンジンです。
なお、同系列のエンジンで最強なのはGPX250Rの45psのようです。 ※2016年11月11日追記
当時売れなかったおかげで、今では立派な「珍古車」でございます。
最近、大型でアドベンチャーモデルが流行ってますが、その小さいバージョンですね。
2015年頃に出していれば売れたかもしれません。
出す時代が早すぎたんですよ、きっと。
※2016年11月11日 追記
どうやら2017年あたりでレアなデュアルパーパスではなくなりそうです
(カワサキVersys250やスズキV-Strom250が発売予定!!)
アネーロについてインプレなど
・普段大型に乗っているのでとても軽く感じます
・足付き性が非常に良く、またがった状態で両足かかとベッタリで膝も曲がります(身長177cm)
・エンジン音が独特で、ギア鳴きのような高い音がします 高速走行時はジェット機かと思います
・燃費は20〜25km/L 満タンからリザーブ直前までで200km走るのが限界でした 9L減った時点でリザーブに切り替える必要あり
・中古車相場は激安の10万円台後半からありますが、美車はそこそこします ウチのは本体26万円で6,800km走行のとても程度の良い車両(恐らく室内保管車)を選びました。
・時速60km/hで5,000rpmトップギア、パワーバンドの10,000rpmで120km/h、レッドゾーンが13,000rpm〜
・250ccにしてはパワフルで体重100kgの人間が運転しても時速150km巡航できます(一般公道では制限時速守ってね!)
・意外とヘッドライト明るいです。
・横から見ると250ccとは思えない大きさ 前後から見るとやはり細い
・エンジンの掛かりがあまり良くない 少々アクセルワークにコツが必要
(後日バッテリーを充電したらそこそこ改善しました)
・長時間渋滞にハマると水温警告等が点灯することがある 走り出せば消えます
・オフ車ほどではないが、長時間はしるとケツが痛くなります
・改造する気があまりない人にオススメ
・大型バイクとも同じようなペースでツーリングできます(ぶっ飛ばさなければ)
・峠道の下り坂なら大型よりも速いことも!?
・1週間の北海道ツーリングも快適でした。2,000km以上走りました。
・フラットダートなら普通に突っ込めます。
・旅バイク万歳!!
ライバル車種
販売当時のライバル車種といえば!
・ホンダ:AX-1 シングルエンジン 小ぶりなので乗る人を選ばない 燃費◎
・ヤマハ:TDR250 2ストなので加速最強! アドレナリン出まくります。
・スズキ:あったっけ???
いずれも、物珍しいバイクになってしまいましたが、
そんなバイクが揃うと ↓こんな感じになります(笑)
仲間内だけで揃ってしまうのが不気味ですね〜
変更点 カスタムってほどではないです
・ETC取り付け(別体タイプです)
MITSUBAの車載機は薄型でスッキリしていてオススメです。
日本無線の車載機だと大きくて、書類・工具ケースには入れ辛いと思います。
・時計
100円の腕時計。100均ので十分(笑)
■オイル
今使っているのはカストロールのPOWER1 4T 10w-40です。部分合成油ですね。
今までは同じカストロールのActive 4Tでしたが、ギアの入りがすぐ悪くなるので、1ランク上げることにしました。
ランクアップしているのに、AmazonではPOWER1 4Tが安い!!
販売数が多いからか!?
この値段ならジャブジャブ交換していけば良いでしょう!
■カタログスペック
価格・基本情報
標準車両本体価格(東京地区) | 449,000円 |
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車名 | カワサキ KLE250アネーロ |
型式 | LE250A |
寸法・重量
全長 | 2150mm |
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全幅 | 825mm |
全高 | 1165mm |
軸距 | 1445mm |
最低地上高 | 190mm |
シート高 | 805mm |
乾燥重量 | 146kg |
定員 | 2名 |
エンジン
タイプ | 水冷4ストローク2気筒 |
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型式 | – |
冷却方式 | 水冷 |
バルブ方式 | DOHC8バルブ |
総排気量 | 248cc |
圧縮比 | 12.4 |
内径(ボア) | 62.0mm |
行程(ストローク) | 41.2mm |
燃料供給方式 | キャブレター |
キャブレター等形式 | KEIHIN CVK30×2 |
点火方式 | フルトランジスタ |
潤滑方式 | ウェットサンプ |
潤滑油容量 | – L |
始動方式 | セルスターター |
燃料タンク容量 | 12.0L |
性能
最高出力 | 35ps / 11000rpm |
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最大トルク | 2.4kg・m / 10000rpm |
燃費 | 43.0km/L |
動力伝達装置
クラッチ型式 | 湿式多板 |
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変速機型式 | 常噛6段リターン |
変速比 | 1速 / 2.600 2速 / 1.789 3速 / 1.409 4速 / 1.160 5速 / 1.000 6速 / 0.892 後退 / − |
1次減速比 | 3.458 |
2次減速比 | 3.071 |
車体関係
フレーム型式 | ダブルクレードル |
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キャスター / トレール | 27度 / 104mm |
タイヤサイズ(前) | 3.00-21 51S |
タイヤサイズ(後) | 120/80-17 61S |
ブレーキ(前) | シングルディスク280mm(外径) |
ブレーキ(後) | シングルディスク230mm(外径) |
懸架方式(前) | テレスコピック(インナーチューブ径38mm) |
懸架方式(後) | スイングアーム(ユニ・トラック) |
装備、色
ワンタッチクラッチレバー調整 | − |
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ワンタッチブレーキレバー調整 | − |
燃料計 | − |
ツイントリップメーター | − |
時計 | − |
ハザードランプ | − |
盗難防止装置 | − |
ヘルメット収納スペース | − |
色 | ブルー14 |
■写真
乗り換えのため売却
約10年所有してその間の走行距離は約21,000km
次の自賠責保険の更新はするかしないか悩んだ挙げ句、手放すことを決断。
気軽に使えるバイクでもあれば、北海道ツーリングまで行けてしまう万能バイク。
たくさんの楽しい思い出をありがとう!
続きはタイガー800で!